大げさなタイトルですが、身近なところでも情報漏洩は発生しています

例えてみるとこんな写真がWeb上にあったと仮定します

写真ではモザイクをかけていますが
ある人物がこの場所にいたことは容易に推察できますよね

その他にこの写真から何が分かると思いますか?

ご承知の方も多いと思いますがデジタル写真では撮影したカメラのメーカー機種や露出情報のほか撮影日時が画像と同時にExif(Exchangeable image file format)情報として埋め込まれています

そして一番問題となるのがGPSを使用した位置情報もこの中に含まれているということです

特に最近の携帯は手軽に写真が撮れる上、ハードウェアー的にはこの情報が必ず含まれています

ここでハードウェアー的にとことわったのはソフトウェアー的には情報を載せるか否かを選択できるのです

これに関してはそれぞれお持ちの携帯の操作をお願いします

Exifとはなに?

上の写真のExif情報を見てみましょう

こちらはWindows10パソコンから写真を右クリックして表示される情報を見てみました(情報は加工してあります)

ご覧のように撮影情報が丸見えですよね

この中で右情報GPSを見てみると

経度:139度52分27.31秒

緯度:35度27分51.76秒

高度:16m

 

 

 

 

 

 

 

写真を右クリックするだけで簡単に撮影場所が分かるんです

そしてこのGPSの精度がメチャメチャいいんです

GooleMapにこの情報を流し込むと

自宅・オフィスなど捕った写真からプライベートな場所まで確実に分かりますよね!

撮影した写真をWebに掲載する場合には注意が必要です

対策

ではどうしたらいいのか?

色々な方法が考えられます

もともと撮影した段階で情報を残さない方法や

あとからExif情報を消去する方法

情報の付け替えにより分かりにくくする方法

フリーソフトの紹介

Free Exif Eraserというソフトを使えばExif情報をフォルダー指定するだけで一括消去できます

32bit版と64bit版がありますのでご自分のOSに合わせて下さい(32bit版であれば両方動きます)

またF6 ExifというソフトはExif情報を自由に書き換えることが出来るのでお勧めです

とりあえずソフトの紹介までですが

まとめ

具体的には情報をもとから削除してしまうと、管理がやりにくなるし不便になるなどセキュリティに関しては便利さとの二律背反になることばかりです

しかしセキュリティに関する場合は不便になるとは思いながらも厳しい側に倒さざるを得ないですね