こんにちは、くらまです!

今日はタイトルの通り、いつもパソコンの修理をしながら思うことを順序関係なく

脈略なく思いついたまま書いてみたいと思います

タイトルが意味するところの範囲はかなり幅が広く、大きくはお客様との対応も入るのですが

今回は特にパソコン修理にあたって特にパソコンの技術面に注目して思ったことを書き出してみようと思います

パソコンのトラブルいろいろ

最初に、パソコンのトラブルって言ってもいろいろありますよね

パソコンが動かない

から

パソコンが遅いまで

その途中の状態はキリがありません

完全に動かなくてそのままといった状態の方が障害が分かり易く、直しやすいともいえます

はっきり言うと、中途半端に動く状態というのは非常にパソコンの状態が分かりにくいのです

例えば

「インターネットが遅い」といった症状の場合を考えてみると

通常インターネットは速度が保証されていない仕組みなので遅くても全く問題のない場合があります

またヨーロッパなどは距離が遠くルーター中継点も多いことから比較的遅いことが多い傾向にあります

アメリカの場合には距離が遠くとも日本アメリカ間には光ファイバー海底ケーブルの敷設がされているため意外とスムーズです

また、こちら日本と米国の時差の関係から

比較的国内ではインターネットが空く早朝でもロサンゼルスは夕方など朝昼の時間についてはグローバルな視点で見なければならないのです

話がそれてしまいました

ここで日本国内に限ってみてみると一般的には早朝はネットスピードは早いです

これは通信の需要が少ないのであたりまえですが、この時間帯でも遅い場合には

何かしらのトラブルが考えられます

これらの切り分けは自分が接続しているプロバイダーの不具合の場合もあります

これらは環境によるところが多いので

障害の切り分け方法としては

別のパソコンでトラブル発生サイトを見る

別のパソコンで同じサイトを見てみることをお勧めします

パソコンでなくともインターネットができるiPadやスマートフォンでも良いと思います

またスマートフォンの設定はWiFiで自分のプロバイダーにを経由する設定となっている場合が多いので

Wi-Fi経由を解除して、携帯電話基地局(別のプロバイダー)を経由すると違った結果を得られる場合があります

このような方法をとることでプロバイダーのメンテナンスなどによる遅延の切り分け、パソコンの不具合かネット混雑かの切り分けができますよね

これでパソコン本体側の不具合と判断されたなら

次に

ブラウザーを疑うべきです

普段マイクロソフト社製ブラウザーInternetExplolerをお使いの方はGoogle社製Chromeに変えてみて状態が変わるかどうかです

その他のブラウザーApple社製SafariあるいはFireFoxでも良いと思います

これで状態が変わらない場合には恐らくパソコンベースの不具合が疑われますよね

大きくはWindowsOSを含むアプリの問題ということです

その場合次にやることはOSの不具合を絞り込むことが必要です

一番大きく切り分ける方法として「セーフモード+ネットワーク」でパソコンを立ち上げてみることです

このセーフモードはパソコンを起動するのに必要な最小限の資源でたちあがるため

例えばドライバーの競合やウィルスあるいはお行儀の悪いアプリの動作は完全に止まります

これによってある程度の不具合の部位が判断できますよね

ここまでくると次にやることの

選択肢が残り少なくなってきます

これまでの作業でもダメな場合は

少しのスキルと事前の準備、切り分けのためのメディアを必要とします

勘の良い方ならお分かりかと思いますが、

LinuxCDで起動

LinuxがインストールされたCDで起動してみるのです

CDから起動ということはWindowsOSが入ったHDDは起動させないということであり

この切り分けはベテランであればまず最初に実行、確認することかと思います

Windowsパソコンが遅いなりにある程度動いているということはハードウェアーには問題ない

ことが多いのです

唯一HDDが不良の場合読み込みリトライを繰り返して遅くなる場合がありますが

このLinuxCDを使用した起動の場合はHDDを使用していないので

これでダメ(ネットが遅い)ということは本当に考えられません

OSを含めたソフトがすっかり入れ替わることを意味するからです

ということでWindowsを新品(リカバリー)にすれば問題は解決します

しかし、ここで考えられないことが実際には起きるのです

このことがパソコンの障害切り分けを難しくしている要因と思います

と言いますのも

実際には論理的にあり得ない現象が起きているように見えるのは

障害はインターミッテント?

障害がインターミッテントに発生していることが多いのです

これがパソコン不具合の切り分けを分かりにくく難しくする一番の現因となるのではないでしょうか

その他

環境まで含めると、同じ状態のパソコンは世の中にはありませんし

また

同じ症状が同じ原因とは限りません

言葉だけでは分かりにくいのでこのWeb個別記事では詳細に説明しようと思ってます

パソコン修理で必要なこと

パソコンの修理で必要なことは

障害部分の切り分け

なのですが

その際、現象の見極めがさらに重要です

現象は確かか(不具合の状態を的確に捉えているか)

原因に関係のないノイズ(直接関係のない現象)が混じっていないか

その他に見逃している現象がないかといったことも重要です

また原因は一つでも現象は一つとは限らないし

現象がインターミッテントの場合には特に切り分けには時間が必要となります

最終的には

「各個別症状に関連する要素を有機的にに結び付けて総合的に判断する」こと

ちょっと言い回しが固すぎますが…

最終的にはこの言葉に行きつきます

知識と経験に裏打ちされた症状判断こそ障害対策の早道だと考えます

私自身まだまだ修行がたりませんがね

皆さんにおかれましては、ふだんから正常時のパソコンの動きをなるべく把握しておくことをお勧めします

何故ならばパソコンの状態がいつもと違うことをいち早く知ることが出来ると早めの対策を打つことができますから